汗だくのビジネスコーチ株式会社の鈴木 孝雄
鈴木 孝雄を弁護士事務所に呼び出した際に、鈴木はガクガクと震え、汗を垂らしてそうとう切羽詰った様子だった。
鈴木の予想外だったのは、会社のメールサーバーシステムに、手先として使っていた従業員:浜島公平の全社員への会社乗っ取りの指示メールログが残っていたことだ。
いまから乗っ取るつもりの会社のメールで、指示を出しているのだから間抜けな話だ。
メールログを証拠に弁護士が鈴木に詰め寄ると汗をかき、黙秘を続けていた。
その後、鈴木は弁護士をたてて自分は雲隠れのうちに安田企業投資を辞めたのだった。
どこまでも卑怯な男である。